この主張の中核的な方向性は一次情報によって裏付けられている。FREDのBOJ出所系列では、日銀の総資産は2025年12月から2026年3月にかけて6,777,762から6,621,318へ減少しており、減少額は約15.6444兆円である。また、日銀の公式勘定ページでは、日本国債は2025年12月31日の544.395兆円から2026年3月31日の530.870兆円へ減少しており、減少額は約13.526兆円である。ただし、記述中のUSD建ての数値主張は、一次情報の円建て数値と厳密には一致しない。15.6444兆円の減少は、為替レートの前提次第ではおおむね$100 billion程度に相当するため、「$98 billion」は丸めた換算値としては妥当である。しかし、日本国債保有額が「$84 billion」減少したとの記述は、公式な前四半期比の減少額である約13.526兆円と比べると誇張気味に見える。これは、円安が非常に進んだ前提でのみ80 billionドル台後半に近づき、それ以外では概して70 billionドル台後半から80 billionドル台前半となるためである。また、バランスシートが「2020年第2四半期以来の最低水準」に達したとの主張は、ここで取得した一次情報からは直接確認できなかった。大局的な傾向は正しいものの、少なくとも1つの重要な数値と過去比較は、収集した証拠によって十分に裏付けられていない。そのため、最適な評価はfully likely_trueではなくconflicting_evidenceである。