暗号資産窃取用ハードを搭載した偽Ledger Nano S Plusを確認

ブラジルのセキュリティ研究者によると、この偽造Ledgerデバイスは、改変されたハードウェアを用いて購入者から暗号資産を吸い上げる高度な作戦の一環だった。

要約

ブラジルのセキュリティ研究者は、中国の電子商取引プラットフォームで購入した偽のLedger Nano S Plusが、暗号資産を盗むよう設計されていたと警告した。オンライン上で「Past_Computer2901」として知られるこの研究者によると、この偽のハードウェアウォレットは、改変されたハードウェアを用いて事情を知らない利用者から暗号資産を吸い上げるよう設計された高度な作戦の一環だった。このデバイスはLedger Liveの真正性確認を通過せず、分解調査によって改ざんされたハードウェア、ファームウェア、WiFiおよびBluetoothアンテナが確認された。この警告に先立ち、今月初めにはAppleのApp Storeに掲載された偽のLedger Liveアプリを通じて、50人超の被害者が$9.5 millionを失う別件も発生していた。

用語解説
  • ハードウェアウォレット: 仮想通貨の秘密鍵をオフラインで保管するための物理的なデバイスであり、オンライン攻撃への露出を減らす。
  • ファームウェア: ハードウェアに組み込まれた低水準ソフトウェアで、デバイスの動作や通信方法を制御する。
  • Ledger Live: 暗号資産を管理し、Ledgerデバイスが本物かどうかを検証するためのLedgerの補助ソフトウェア。