Cobo、AI主導のオンチェーン実行向け「Agentic Wallet」を公開

Coboの公式発表によると、このウォレットは、事前定義されたインテント、制約、完了条件を備えたコントラクトベースの実行を採用しており、ユーザーが承認した範囲内でAIエージェントが複数段階のオンチェーンタスクを実行できるようにする。

要約

Coboは公式声明に基づき、AIエージェント向けのCobo Agentic Walletを正式発表した。同製品はAI主導のオンチェーン実行向けに設計されており、MPCベースのセルフカストディ、Pact認可プロトコル、Recipe駆動型ワークフローを備える。4月21日のイベントでCoboは、取引シナリオ向けのコントラクトベース実行メカニズムを実演し、各トランザクションをインテント、実行経路、制約、完了条件を軸に構成した。スワップとクロスチェーンブリッジのデモでは、ユーザーはコントラクトを一度承認するだけで、事前設定された上限内で複数段階の実行を可能にした。Coboによると、このウォレットはLangChain、OpenAI Agents SDK、Claude MCP、Agno、CrewAIを統合し、80超のブロックチェーンと3,000超のトークンをサポートする。現在、招待制アクセスを受け付けている。

用語解説
  • Agentic Wallet: 事前定義された権限、制御、またはワークフローの下で、AIエージェントが一定の自律性を持ってオンチェーン操作を実行できるよう設計された仮想通貨ウォレット。
  • MPC-based self-custody: マルチパーティ計算を用いて署名権限を分散しつつ、単一の秘密鍵に依存せず、ユーザーまたはシステムが資産の管理権を維持できるウォレットのセキュリティモデル。
  • cross-chain bridge: 異なるブロックチェーン間で資産またはデータを転送する仕組みであり、ユーザーやアプリケーションがネットワークをまたいで価値を移動できるようにするもの。