
東京で講演したBIS(国際決済銀行)のパブロ・エルナンデス・デ・コス総支配人は、ステーブルコイン市場の規模が$315 billionに拡大し、テザー(USDT)とCircleへの集中が進んでいることから、国境をまたぐ協調的な規制の必要性が一段と高まっていると述べた。
BIS(国際決済銀行)のパブロ・エルナンデス・デ・コス総支配人は、ステーブルコイン規制を巡る国際協調は不可欠であり、各国のルールの乖離が深刻な市場分断と規制裁定を招く可能性があると東京で警告した。同氏は、ステーブルコイン市場の時価総額が$315 billionに達したとし、そのシステム上の重要性が高まっていることを強調した。今回の発言では市場の集中も浮き彫りとなり、テザー(USDT)とCircleが世界の流通ステーブルコイン供給の約85%を占めていることが示された。これは、同分野の急速な拡大がもたらす越境リスクや金融安定への影響に関するBIS(国際決済銀行)の懸念をさらに強める内容である。