イラン、濃縮ウラン備蓄移送計画を否定

イラン外務省は、濃縮ウランを米国または他国へ移送する案について、現在および過去の交渉で一度も議論されていないと述べ、先の報道を否定した。

要約

イラン外務省は、同国の濃縮ウラン備蓄を米国または他国へ移送する計画を否定した。報道官のバガエイ氏は、この問題は現在の交渉でも過去の協議でも一度も取り上げられていないと述べ、イランの核開発上の成果はイラン領内にとどめるべきだとするテヘランの立場を改めて示した。これは、外交筋の話としてイランが濃縮ウランの全量をロシア、IAEA、または米国に移送することに同意したとする先のイスラエル・ハヨムの報道と真っ向から矛盾する。

用語解説
  • 濃縮ウラン: ウラン235の割合を高めるために処理されたウランであり、核燃料として使用できるほか、より高い濃縮度では兵器関連の用途にも用いられ得る。
  • IAEA: 国際原子力機関。核計画の監視と保障措置の順守検証を担う国連機関である。