Kelp DAOの不正流出が打撃、DeFi損失は$600 million超

Kelp DAOの不正流出が打撃、DeFi損失は$600 million超

DeFi(分散型金融)で相次いだ最近のセキュリティ事故により、損失は$600 millionを超えた。報告されたKelp DAO(自立分散型組織)の不正流出がそのほぼ半分を占めるなか、セクターの預かり資産(TVL)は急減した。

AAVE
RSETH

ファクトチェック
この主張は、2026-04-20時点でアクセス可能な2つの情報源によって実質的に裏付けられている。The Blockの投稿によれば、DeFi(分散型金融)の損失は$600 millionを超え、Kelp DAO(自立分散型組織)のエクスプロイトが預かり資産(TVL)を1年ぶりの低水準に押し下げる一因となった。Wu Blockchainも独自に、3週間で損失が$600 million超に達したと報じ、Kelp DAO(自立分散型組織)のエクスプロイト額を$292 millionと定量化した上で、預かり資産(TVL)が25%減の$82.4 billionに落ち込んだとしている。$292 millionのエクスプロイトは$600 millionのほぼ半分に近く、「nearly half」という表現を裏付ける。もっとも、今回の実行では元記事を直接取得できず、Kelp DAO(自立分散型組織)への正確な帰責も、The Blockの投稿では責任を巡る争いの中で報告されたエクスプロイトとして提示されているため、確信度はhighではなくmediumである。
    参考1
要約

DeFi(分散型金融)のセキュリティ事故により、3週間で$600 millionを超える損失が発生した。中心となったのは、Kelp DAO(自立分散型組織)に関連して報告された$292 millionの不正流出である。損失の発生と同時に、DeFi(分散型金融)の預かり資産(TVL)は約$82.4 billionまで減少し、2026年初の$110 billionから25%低下した。アーベはこの状況を受けてrsETHを凍結し、Arkhamはアーベのユーザーが約$267 millionの損失に直面する可能性があると述べた。

用語解説
  • DeFi: 分散型金融の略称。従来の仲介機関ではなくスマートコントラクトを用いる、ブロックチェーン基盤の金融アプリケーションのエコシステムを指す。
  • TVL: 総預かり資産を指し、DeFi(分散型金融)プロトコルに預け入れられた暗号資産の価値を測る指標である。
  • rsETH: この事案で言及された暗号資産で、アーベが凍結したもの。対応期間中、通常のプロトコル活動が制限されたことを示す。