アービトラムのセキュリティ評議会、KelpDAO攻撃に関連する30,766 ETHを凍結

アービトラムのセキュリティ評議会、KelpDAO攻撃に関連する30,766 ETHを凍結

アービトラムによると、同社のセキュリティ評議会は4月18日のKelpDAOエクスプロイトに関連する30,766 ETHを凍結し、現在はアンロックにガバナンス上の措置を要する中継ウォレットへ資金を移動した。

ETH
ARB
RSETH

ファクトチェック
Odailyの報道「Arbitrum 紧急冻结 KelpDAO 攻击相关资金, 30,766 枚 ETH 已转入受控地址」とPANewsの報道「Arbitrum安全理事会冻结KelpDAO攻击者相关约3.07万枚ETH」は、中心的な主張において独立して一致している。すなわち、KelpDAO攻撃に関連する約30,766 ETHがアービトラム安全保障理事会によって凍結され、管理下の中間ウォレットに移されたという内容である。両者はいずれも、上流ソースとしてアービトラムの公式X投稿を明示している。取得されたThe BlockのX投稿も同じ中核的事実を繰り返している。ただし、今回の実行ではツール上の制限により、一次情報であるアービトラムの投稿自体を取得できなかったため、信頼度は高ではなく中程度である。利用可能な証拠は、KelpDAOのハッキングに関連するアービトラム絡みの資金がアービトラム管理下のアドレスへ移されたとの主張を裏付けている。一方で、より大きな部分がイーサリアム上に残っているという追加の具体的記述は、ここで検証済みの情報源から直接確認されていない。
    参考1
要約

アービトラムのセキュリティ評議会は、4月18日のKelpDAOエクスプロイトに関連する30,766 ETHを凍結する緊急措置を講じ、アービトラム・ワン上のアドレスから中継用の凍結ウォレットへ資金を移したと述べた。アービトラムによると、この措置は攻撃者の身元に関する法執行機関の情報提供を踏まえて実施され、アービトラムのユーザーやアプリケーションに影響はなかった。Arkhamは別途、この移転先をアドレス0x0000000000000000000000000000000000000DA0への約$70.9 millionと特定した。KelpDAOは、この事案がLayerZero-DVN/rsETHに関連する偽造クロスチェーンメッセージを伴うものだったとし、対応の調整に当たったアービトラムの評議会、エコシステム関係者、SEAL 911に謝意を示した。この措置は分散性を巡る議論も再燃させ、支持派はこれを異例のセキュリティ介入と位置付けた一方、批判派はアービトラムの12人で構成されるセキュリティ評議会への権限集中を浮き彫りにしたと主張した。

用語解説
  • LayerZero-DVN: クロスチェーン通信で用いられるメッセージ検証の仕組み。KelpDAOは、この事案がrsETHに影響した単一DVN構成に関連していたと述べた。
  • rsETH: KelpDAOに関連する再ステーキングされたEther連動トークンで、本報告で論じられているエクスプロイトの中心となった。
  • Arbitrum One: イーサリアム上のアービトラムの主要L2ネットワークで、凍結されたETHを保有していた攻撃者関連アドレスが存在した場所。