バイナンスUS、現物取引手数料を引き下げ 米ドルサービスを再開

米証券取引委員会(米市場規制当局)が訴訟を取り下げたことを受け、同取引所は全ての現物ペアでメイカー手数料をゼロ、テイカー手数料を0.02%に引き下げた。

要約

バイナンスUSは全ての現物取引ペアの手数料を引き下げ、メイカー手数料を0、テイカー手数料を0.02%に設定した。CoinGeckoのデータによると、同プラットフォームの24時間取引高は約$14.8 millionで、グローバルのバイナンスの$10.7 billion、コインベースの$1.9 billionを大きく下回った。今回の手数料引き下げは、米証券取引委員会(米市場規制当局)が訴訟を取り下げる決定を下した後、バイナンスUSが米ドルの入出金を再開したことを受けたものだ。取引手数料の引き下げは、流動性(市場で利用可能な厚み)を呼び込み、取引活動を取り戻すために取引所が一般的に用いる手法である。

用語解説
  • メイカー手数料: 即時に約定しない指値注文など、取引所のオーダーブックに流動性を追加する注文に課される取引手数料。
  • テイカー手数料: オーダーブックから流動性を取り除く注文に課される手数料で、通常はトレーダーが既存注文に対して即時に執行する場合に発生する。
  • 現物取引: デリバティブやレバレッジ商品ではなく、暗号資産を即時受け渡しで直接売買する取引。