モルガン・スタンレー、ステーブルコイン準備金ファンドを始動 GENIUS法案に連動

モルガン・スタンレー、ステーブルコイン準備金ファンドを始動 GENIUS法案に連動

報告書によると、モルガン・スタンレーは4月23日、発行済みステーブルコインを裏付ける現金準備金を管理する「Stablecoin Reserves Portfolio」を立ち上げ、発行体の準備金運用受託を巡るウォール街の競争が広がった。

ファクトチェック
最も強い裏付けはCoinDeskの「Morgan Stanley is positioning itself as the reserve manager for the stablecoin industry,」という報道であり、このファンドの目的、構造、適格資産について詳細に記しているほか、ステーブルコイン発行体の準備資産保有を対象としていることを明示している。検索結果では、複数の取得記事が元ソースとして引用している2026年4月23日付のBusiness Wireの発表「Morgan Stanley Investment Management Launches Stablecoin Reserves Portfolio」も確認された。CoinPostも、このファンドの存在と目的を独自に裏付けており、提案されているGENIUS Actの準備資産要件に準拠、または整合するよう設計されていると具体的に説明している。PANewsも同じ中核的な主張を繰り返しているが、より派生的である。唯一意味のある不確実性は、「提案されているGENIUS Actに結び付いている」という表現の厳密さにある。入手可能な証拠は、このファンドが予想されるGENIUS Act型の準備資産要件を念頭に設計されていることを支持しているが、今回の実行では一次リリース本文を取得できず、正確な文言までは確認できなかった。したがって、立ち上げと準備資産ファンドとしての目的は十分に裏付けられている一方、法案との結び付きについては支持されているものの、やや直接性に欠ける証拠にとどまる。
    参考12
要約

Morgan Stanley Investment Managementは4月23日、ステーブルコイン発行体の発行済みトークンを裏付ける現金準備金を保有するために特化した政府系マネー・マーケット・ファンドとして「Stablecoin Reserves Portfolio」を立ち上げた。この商品は、ステーブルコイン発行体から準備金運用業務を獲得することを狙ったものと位置付けられており、ティッカーがMSNXXで、安定した$1の純資産価額を目標とし、日次の流動性を提供し、現金、短期の米国債、米国債担保の翌日物レポ取引に投資するという既報の内容を補完するものでもある。既存の報道では、このファンドの最低投資額は1000万ドルで、運用手数料は0.15%とされている。

用語解説
  • Stablecoin Reserves Portfolio: モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの準備金特化型ファンド。ティッカーはMSNXXで、ステーブルコイン発行体向けの流動性の高い裏付け資産を保有するよう設計されている。
  • stablecoin: 固定価値を維持するよう設計された仮想通貨であり、通常は現金や短期の政府証券などの準備資産に裏付けられる。
  • overnight repurchase agreements: 証券を裏付けとする超短期の資金取引。本件では米国債を担保としており、流動性管理や現金管理で一般的に用いられる。