パウエルFRB議長、中立金利圏に近づいていると表明

ジェローム・パウエル氏は、フェデラルファンド金利の誘導目標レンジが3.5%から3.75%にあり、中立金利は3%から4%の間である可能性が高いと述べ、米連邦準備制度が今後の利上げについてシグナルを発するとした。

要約

米連邦準備制度のジェローム・パウエル議長は、米金融政策が現在、中立的なレンジにある可能性があると述べた。これは、金利が景気を刺激も抑制もしない水準に近づいていることを示すものだ。中立金利は3%から4%の間である可能性が高く、現在のフェデラルファンド金利の誘導目標レンジは3.5%から3.75%だとした。パウエル氏はまた、米連邦準備制度が今後の利上げについてシグナルを発すると述べ、仮想通貨のようなリスク資産を含む金融市場にとって、フォワードガイダンスが重要であることを強調した。

用語解説
  • 中立金利: 景気を押し上げも減速もさせない金利水準。金融政策が緩和的か抑制的かを判断する際によく用いられる。
  • フェデラルファンド金利の誘導目標レンジ: 銀行間の翌日物貸出に対して米連邦準備制度が設定する政策レンジで、経済全体のより広範な借入コストに影響を及ぼす。
  • フォワードガイダンス: 将来の政策の方向性に関する中央銀行のコミュニケーションで、市場の期待形成に用いられる。