DTCC、DTC経由のトークン化証券取引を2026年7月に試験運用へ

DTCCは2026年7月にトークン化された実世界資産の限定的な本番取引を開始し、2026年10月に全面展開する計画で、50超の参加者がComposerX上で同サービスを構築している。

ONDO

ファクトチェック
この主張は、DTCC自身の公式プレスリリース「DTCC Advances DTC Tokenization Service; 50+ Firms Join | DTCC」によって、最も高い権威水準で確認されている。このリリースは2026年5月4日にdtcc.comで公表されたもので、2026年7月に限定的な本番取引パイロット、2026年10月に全面的なサービス開始を明示し、50社超の金融機関が実名で参加していると述べている。CoinDeskの独自報道も、参加企業数、実名の参加者、DTCのカストディ構造、SEC(証券取引委員会)のノーアクション・レターによる救済を含む重要な詳細をすべて裏付けている。PANewsLabと@WuBlockchainのX投稿(公式の@The_DTCC投稿にリンクしている)も、この主張をさらに補強している。これに反する情報源は存在しない。唯一の小さなニュアンスは、この主張が7月について「本番テスト」と表現している一方で、DTCCのリリースはこれを「限定的な本番取引」と呼んでいる点だが、実質的な差異はない。この主張は、重要な点においてすべて正確である。
要約

デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーションは、DTC保管資産を対象とするトークン化の段階的展開を進めており、限定的な本番取引は2026年7月、完全商用化は2026年10月に予定されている。新たな報道によると、このサービスはComposerX上に構築され、50超の参加者が関与している。参加企業としてブラックロック、ゴールドマン・サックス、JPMorgan、Circle、Ondo Finance、Ripple Primeの名が挙がっている。当初の対象資産にはRussell 1000株、大型指数ETF、米国債が含まれ、従来の所有権や投資家保護を維持しつつ、トークン化証券を既存の米国資本市場インフラに取り込もうとするDTCCの取り組みの詳細が示された。

用語解説
  • DTC: DTCCの中核を成す米国の証券保管機関であるThe Depository Trust Company。伝統的市場資産の保管とポストトレード・インフラを提供する。
  • Tokenized real-world assets (RWAs): 証券などの伝統的資産をブロックチェーンベースのトークンとして表したもの。デジタル台帳システムを通じた発行、移転、管理を可能にする。
  • Tokenized ETFs: ブロックチェーンベースのトークンとして表現された上場投資信託。原資産ファンドへのエクスポージャーを追跡しつつ、デジタルな移転と決済を可能にするよう設計されている。