2026年Q1の中央銀行の金購入量、244トンに増加

報告ベースで四半期ベースの増加幅は36トンとなり、公的部門の買いは直近5年平均を上回り、2024年Q4以来の高水準となった。

ファクトチェック
この主張は、世界の金需要統計の一次データソースであるワールド・ゴールド・カウンシルの公式報告書「Gold Demand Trends Q1 2026」(2026年4月29日公表)によって、直接かつ権威的に確認されている。同報告書は、2026年第1四半期の中央銀行による純購入が244トンで、前年同期比3%増だったと明示している。前四半期比で36トン増加した点(2025年第4四半期から)と、5年平均(約228トン)を上回るとの評価はWGCのデータと整合しており、Aletihad、Economy Middle East、IndexBoxを含む複数の独立系報道機関によっても裏付けられている。「2024年第4四半期以来の高水準」との表現も妥当である。2024年第4四半期には約365トンという例外的な急増があり、2025年第1四半期は約237トンだったためである(2026年第1四半期の244トンが前年同期比3%増であることは、2025年第1四半期が約237トンだったことを意味する)。このため、2026年第1四半期は2024年第4四半期のピーク以来で最も強い四半期となる。主張に含まれる主要な数値はすべて、権威ある一次ソースであるWGCと一致している。
要約

世界の中央銀行による金購入量は、2026年Q1に計244トンとなり、36トン増加した。これは2024年Q4以来で最も高い四半期水準である。この数字は直近5年平均の約228トンを上回っており、公的部門による金需要が継続していることを示している。2016年から2020年の平均約115トンと比べると、現在の購入水準は当時の2倍超に達しており、準備資産運用の動向が近年どのように変化してきたかを浮き彫りにしている。

用語解説
  • 中央銀行準備資産: 中央銀行が保有する資産で、金や外国通貨を含むことが多く、金融・財政の安定を支えるために用いられる。
  • 公的部門の買い: 中央銀行やその他の国家の通貨当局による購入を指し、金需要の主要な牽引役として追跡されることが多い。
  • 四半期需要: 3カ月間で測定された市場での購入量で、報告期間ごとの勢いを比較するために用いられる。