米・イラン合意の可能性を伝えたAxiosの報道を受け、原油と米原油が85ドルを下回るとの市場の織り込み確率は急変した。一方、The Kobeissi Letterは、見出しが出る前に大規模なショートが積み上がっていたと指摘した。
米国とイランの和平協議に関する報道と、ホルムズ海峡の安全確保に関するイランの表明を受け、重要な原油輸送ルートでの供給混乱への懸念が和らぎ、原油価格は10%超下落した。この再評価はデリバティブ市場にも表れた。情報源によると、今月中に米原油が1バレル当たり85ドルを下回る織り込み確率は66%とされていたが、Axiosの報道後、その確率は47%から85%に急上昇したという。別途、The Kobeissi Letterは、Axiosの報道の約70分前に約9.2億ドル相当の原油ショートポジションが構築され、米東部時間午前3時40分に約1万枚の契約が積み上がったと述べた。米東部時間午前7時までに原油は12%超下落し、約1.25億ドルの利益が示唆された。