英金融行動監視機構が調査、Mastercard・Visa・ペイパル(PayPal)のウォレット競争

ペイパル(PayPal)は、英金融行動監視機構(英国の金融規制当局)が決済資金の流れと、ペイパル(PayPal)のデジタルウォレットにおけるMastercardおよびVisaの利用状況を調査していると明らかにした。一方、同当局は競争法違反の有無については結論に至っていない。

要約

英金融行動監視機構(英国の金融規制当局)は、資金の流れとペイパル(PayPal)のデジタルウォレット内でのMastercardおよびVisaの利用を巡る反競争的行為の疑いについて、Mastercard、Visa、ペイパル(PayPal)を調査している。ペイパル(PayPal)は今週、この調査を開示し、協力していると述べた。規制当局は、競争法違反の有無について結論に達していないと表明した。この案件は仮想通貨商品ではなくデジタル決済インフラが中心だが、ウォレットへのアクセスや決済ルーティングは、利用者がオンライン金融プラットフォームに資金を移動させる方法に影響を及ぼし得るため、より広範なデジタル資産市場全体で厳しく注視されている。

用語解説
  • デジタルウォレット: 決済手段を保存し、オンラインまたはモバイルサービス間で資金を電子的に移動させるためのソフトウェアベースのウォレット。
  • 資金の流れ: 決済事業者、口座、またはプラットフォームの間で資金が移動することを指し、競争や市場構造の検証で重要な焦点となることが多い。
  • 競争法: 反競争的行為を防止し、公正な市場アクセス、価格設定、消費者の選択を維持するために設けられたルール。