批判が続くMEV問題のなか、イーサリアム共同創業者のスワップがサンドイッチ攻撃の被害

ヴィタリック・ブテリンによる約$4のXDBからETHへのスワップがjaredfromsubway.ethにサンドイッチされ、ブテリンが同ネットワークの2026年ロードマップで暗号化メンプールを推進するなかでも、イーサリアム上でMEV(最大抽出可能価値)のリスクが続いていることを浮き彫りにした。

ETH
WETH

要約

情報筋によると、ヴィタリック・ブテリンによる約$4のXDBからETHへのスワップがjaredfromsubway.ethにサンドイッチされ、この事案はイーサリアム上で有害なMEV(最大抽出可能価値)が根強く残っていることを示している。ボットは約$1.14 million相当のWETHを使い、ガス代として約$5.14を支払ったとされるが、最終的には損失を出した。一方、ブテリンのスリッページは数セントにとどまった。この出来事は、有害なMEV(最大抽出可能価値)を批判し、暗号化メンプールを支持してきたイーサリアム共同創業者がサンドイッチ攻撃の標的となったとする先行報道に、具体的な詳細を加えるものでもある。また、この事件は、イーサリアムの2026年ロードマップで暗号化メンプールの優先導入を推し進めるという、ブテリンが公言してきた方針とも直接結び付いている。

用語解説
  • MEV: MEV(最大抽出可能価値)とは、ブロックビルダー、バリデーター、またはボットが、取引が最終化される前にその順序を並べ替えたり、挿入したり、検閲したりすることで獲得できる利益を指す。
  • Encrypted mempool: 暗号化メンプールとは、フロントランニングやその他の取引搾取形態を減らすため、実行前に取引詳細を隠すことを目的とした提案中の仕組みである。
  • WETH: WETH、すなわちラップドEtherは、ERC-20規格に準拠したETHのトークン化版であり、分散型金融や取引で一般的に利用されている。