イラン、米海軍の原油タンカー2隻への対応を非難

新華社、ロイター、イラン国営メディアによると、ホルムズ海峡付近でイランが米軍に関連するとした事案の後、イランのタンカー2隻が支援を要請した。衝突の報告や紛争再燃への警告が出る中での出来事である。

要約

新華社、ロイター、イラン国営メディアの報道によると、6月8日にホルムズ海峡付近で、イランの原油タンカー2隻と米軍の関与が疑われる軍事行動を巡る海上安全保障上の事案が発生した。新華社は船舶をSEASTARIIIとSEVDAと特定し、攻撃を受けた後に支援を要請したと伝えた。イラン国営メディアはその後、イラン外務省がタンカーに対する米海軍の行動を侵略であり停戦合意違反だと非難したと報じた。一方、ロイターは、イランの原油タンカーに対する攻撃疑惑の後、イランが米軍に向けてミサイルを発射したとするイラン軍関係筋の主張を伝え、その後のイラン軍筋は同日これより前に米軍艦との散発的な衝突があったと説明した。現場海域はその後、平穏だとされたが、イラン側は米軍が戻ってきてイラン船舶への妨害を行えば紛争が再開する可能性があると警告した。主要な作戦上の詳細、被害評価、死傷者、米国の公式な反応はいずれも未確認、または入手不能である。

用語解説
  • ホルムズ海峡: ペルシャ湾と世界の海運ルートを結ぶ戦略的水路であり、海上石油輸送の重要な回廊であるため、同海域での軍事的事案は地域の安全保障とエネルギー市場にとって重要である。
  • 米海軍: 米軍の海軍部門であり、海上作戦を担う。
  • 停戦合意: 対立する当事者間で敵対行為を停止するための正式な取り決め。