LayerZero紛争の焦点、OFTトークン向けデフォルトライブラリのセキュリティーリスク

研究者らは、デフォルトライブラリ契約がLayerZeroのOFT(Omnichain Fungible Token)資産の$3 billion超に影響を及ぼす可能性があると指摘する一方、CEOのBryan Pellegrinoは、PEPEをテストしたチームメンバー1人を解任したと述べた。

PEPE

要約

LayerZero Labsは、研究者らがLZ OFT(Omnichain Fungible Token)の$3 billion超を危険にさらす可能性があると指摘するデフォルトライブラリ契約を巡るセキュリティー紛争に直面している。研究者のBantegは、依然としてデフォルトライブラリを使用しているプロジェクト全体で$178 millionがエクスポージャーにさらされたままだと述べ、一部の統合はなお脆弱な設定から移行していない可能性を示した。CEOのBryan Pellegrinoは、チームメンバー1人がPEPEをテストし、解任されたと述べ、この広範な論争に人事上の要素が加わった。この問題は、複数のプロジェクトが同じデフォルトインフラに依存する場合、共有スマートコントラクト(条件が満たされるとあらかじめ定義された動作を実行するブロックチェーンコード)の構成要素がエコシステム全体のリスクを生み得ることを浮き彫りにしている。

用語解説
  • OFT(Omnichain Fungible Token): LayerZeroのクロスチェーンメッセージングシステムを通じて、複数のブロックチェーン間で代替可能資産を移動させるために設計されたトークン標準。
  • smart contract: 指定された条件が満たされた際に、あらかじめ定義された動作を実行する自己執行型のブロックチェーンコード。
  • default library contract: デプロイ時にデフォルトで使用される共有コード構成要素であり、不具合があれば、多数の接続されたアプリケーションに一度に影響を及ぼし得る。