ブラックロック、オンチェーン型マネー・マーケット商品でSECに申請

ブラックロックは、米国債を基盤とする流動性ファンドに一部連動するオンチェーン型のマネー・マーケット商品を含むトークン化ファンド商品の拡充に向け、SEC(証券取引委員会)に申請した。現実資産の急成長が続く中での動きである。

BUIDL

要約

世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、オンチェーンのマネー・マーケット・ファンド関連商品を通じてトークン化ファンドのラインアップを拡充するため、米SEC(証券取引委員会)に申請した。提供された情報によると、提案された商品はステーブルコイン保有者と仮想通貨投資家を対象としており、そのうち1つはブラックロックの既存の米国債ベースの流動性ファンドに連動している。これらの申請は、BUIDLに続くブラックロックの現実資産トークン化戦略を拡張するものであり、トークン化された伝統的資産が前年比200%成長する中で行われた。トークン化ファンドの仕組みは、従来の金融商品に対する持分をブロックチェーン基盤上で表現するもので、移転性の向上、デジタル追跡、決済の迅速化、より広範なアクセスにつながるモデルとされている。

用語解説
  • 現実資産: ファンド、債券、信用商品などの伝統的資産を表すブロックチェーンベースのトークン。
  • オンチェーン: 従来の金融インフラだけを通じるのではなく、ブロックチェーンネットワーク上で記録・運用されること。
  • マネー・マーケット・ファンド: 通常、米国債や現金同等資産などの短期で流動性の高い商品に投資するファンド。