2026年4月の暗号資産悪用被害、28件で6億3500万ドル超の損失

情報筋によると、月間総額は2026年でこれまで最悪となり、デジタル資産分野全体でセキュリティーリスクが続いていることが浮き彫りとなった。

要約

情報筋によると、2026年4月には28件の個別事案で、暗号資産のエクスプロイトによる損失が6億3500万ドルを超えた。この結果、4月は暗号資産関連のセキュリティー侵害として年初来最悪の月となった。デジタル資産市場において、エクスプロイトとは通常、ブロックチェーン基盤、スマートコントラクト(あらかじめ設定された条件が満たされると自動執行されるブロックチェーンコード)、ウォレット、ブリッジ、または関連プラットフォームの脆弱性を突く攻撃を指し、多くの場合、急速な損失を招き、プラットフォームのセキュリティー慣行の再検証につながる。

用語解説
  • 仮想通貨エクスプロイト: ブロックチェーンシステム、アプリケーション、または関連プラットフォームの弱点を悪用し、資金を盗んだり運用を操作したりする攻撃。
  • スマートコントラクト: あらかじめ設定された条件が満たされると自動的に実行されるブロックチェーンコード。コーディング上の不備がセキュリティー脆弱性を生む可能性がある。
  • ブロックチェーンセキュリティ: ネットワーク、プロトコル、ウォレット、ユーザー資金を攻撃や不正アクセスから保護するために用いられる技術的・運用上の対策の総体。