米国の卸売物価上昇率は4月、前年同月比6%、前月比1.4%となり、市場予想を上回った。一方、原油価格の上昇やイラン関連の供給リスクへの再注目も、より広範なインフレ懸念に拍車をかけた。
卸売段階のインフレ指標である米国の4月生産者物価指数は、前年同月比6%、前月比1.4%上昇し、市場予想の4.9%と0.5%をいずれも上回った。前年比の伸び率は2022年12月以来の高水準、前月比の上昇率は2022年3月以来の大きさとなった。予想を上回る内容を受け、インフレ圧力が根強く残っているとの懸念が再燃した。加えて、原油価格の上昇やイラン関連の供給リスクが企業の投入コストを押し上げ、より広範な経済に波及する可能性にも注目が集まった。デジタル資産を含む市場は、この種のデータが金利見通し、流動性環境、全体的なリスク選好に影響し得るため、これを注視している。