米スポット型ビットコインETF、週間純流出は10億3900万ドル

米スポット型ビットコインETF、週間純流出は10億3900万ドル

5月11〜15日は米国のスポット型ビットコインETFとイーサリアムETFが純流出となる一方、XRPとソラナ関連商品には資金流入が見られた。報じられたインフレ懸念を背景に、ビットコインからの資金流出で6週連続の流入記録は途切れた。

BTC
ETH
SOL

ファクトチェック
この主張の中核となる筋書きは十分に裏付けられている。米国の現物ビットコインETFは2026年5月11〜15日の週に実際に大幅な純流出を記録し、インフレとマクロ経済への懸念を背景に、6週連続の資金流入に終止符が打たれた。これはCoinTelegraph、crypto.news、CryptoSlate、BlockchainReporterがいずれもSoSoValueのデータを引用して確認している。ただし、主張のタイトルにある$1.039 billionという具体的な数字は、いずれの情報源でも裏付けられていない。CoinTelegraphの日次内訳を合計すると約$1.0003 billion(約$1.0B)となり、すべての情報源が一貫して「$1 billion」と丸めており、「$1.039 billion」とはしていない。$39Mの差(約3.9%)は、丸め方の違い、少額ファンドの算入、またはデータ改定に起因する可能性があるが、$1.039Bという数字を確認している情報源はない。この主張は方向性としては正確だが、見出しの正確な数値は、入手可能なすべての証拠と比べるとやや誇張されているように見える。
要約

5月15日までの週における米国のスポット型仮想通貨ETFの資金フローはまちまちとなった。5月11〜15日に米国のスポット型ビットコインETFは10億3900万ドルの純流出を記録し、スポット型イーサリアムETFでは2億5500万ドルの純流出となった。同期間には、XRP関連のスポット型ETFフローが6000万ドルの純流入、ソラナ関連のスポット型ETFフローが5800万ドルの流入となり、2大仮想通貨から資金が流出する中でも、代替的な仮想通貨エクスポージャーに対する選別的な需要が示された。5月15日単日では、米国のスポット型ビットコインETFが2億9000万ドルの純流出を記録し、米国のスポット型イーサリアムETFからは6500万ドルが流出した。ビットコインETFの後退により、6週連続の資金流入は終了した。週間の流出額はARKBが3億2400万ドルで最大となり、これにブラックロックのIBITが3億1700万ドルで続いた。反転にもかかわらず、米国のスポット型ビットコインETFの純資産総額は1042億9000万ドル、累計純流入額は583億4000万ドルに達した。こうした流出は、リスク選好を圧迫したインフレ懸念にも関連していた。

用語解説
  • スポット型仮想通貨ETF: 原資産となる仮想通貨を直接保有する上場投資信託であり、投資家はオンチェーンウォレットを管理せずに市場または価格へのエクスポージャーを得られる。
  • 純流出: 同期間の新規流入額を差し引いた後に、投資商品から引き揚げられた資金額。
  • 純資産: ファンドが保有する資産の総価値であり、一般にその規模を測る指標として用いられる。