
世界的な債券売りが続く中、米30年国債利回りは5.16%に達した。インフレ懸念を背景に日本の30年国債利回りも4.2%へ上昇し、ソブリン債市場全体への圧力が強まった。
世界の債券市場は引き続き圧力にさらされており、米30年国債利回りは5.16%に上昇し、2007年以来の高水準を付けた。一方、米10年国債利回りと2年国債利回りも、それぞれ4.63%と4.10%に達した。今回の売りはインフレ懸念を背景に世界的に広がり、日本の30年国債利回りは20ベーシスポイント上昇して4.2%となった。BNPパリバは米30年債利回りのレンジとして5.25%から5.5%を示し、長期金利が高止まりする可能性を強調した。ソブリン債利回りの上昇は金融環境を引き締め、従来型の固定利付商品によるリターンの魅力を高めることで、仮想通貨を含むリスク感応度の高い資産の重荷となり得る。