
ロイターによると、イラン最大の仮想通貨取引所Nobitexは2023年以降、TronとBNBチェーン上で少なくとも$2.3 billionを移動させており、制裁対象のイラン関連組織がNobitexを利用していたとされるなか、制裁順守への懸念が浮き彫りになっている。
ロイターのブロックチェーン調査によると、イラン最大の仮想通貨取引所Nobitexは2023年1月1日以降、Tron上で$2 billion超、BNBチェーン上で少なくとも$317 millionを取り扱い、合計で少なくとも$2.3 billionに達した。ロイターによれば、2月以降、BNBチェーン上で少なくとも$22.6 million、Tron上で少なくとも$550,000がNobitexを経由した。報告書はまた、Nobitexが一般のイラン人だけでなく、イラン中央銀行やIRGCを含む制裁対象のイラン組織にも広く利用されてきたと指摘した。Nobitexはイラン政府との直接的なつながりを否定し、違法資金が移動したとしても、それは経営陣の承認や認識なしに行われたと述べた。ロイターはさらに、イラン中央銀行がTronとBNBチェーンを利用していたとする専門家の見解を引用し、2024年11月から2025年6月にかけて中央銀行がTronを通じてテザー(USDT)を$500 million超購入したとする1月のElliptic報告書にも言及した。ホワイトハウス、World Liberty Financial、BNBチェーン、Tron、テザー(USDT)の回答は、これらの資金移動への責任を否定または限定する内容で、テザー(USDT)はイスラエルの要請を受けてNobitexに関連する複数のウォレットアドレスを凍結したと述べた。