XRP LedgerとRipple、耐量子アップグレードでProject Elevenと協業

XRP LedgerとRipple、耐量子アップグレードでProject Elevenと協業

Project Elevenは、XRP Ledgerの脆弱性評価と2028年までのポスト量子安全性への全面移行を支援するため、Rippleと協業していると述べ、Rippleが4月に開示していた提携の更新内容を補足した。

XRP

ファクトチェック
この主張は、一次情報および公式情報源によって強く裏付けられている。Rippleがripple.comに掲載した自社ブログ記事「XRP Ledgerにおける耐量子計算対応」(2026年4月20日)は、Project Elevenとの提携と段階的な量子安全ロードマップを確認している。XRP Ledger Foundationの公式X投稿(2026年5月19日)は、XRPLのアーキテクチャにより「既存のr-addressesを維持しつつ、耐量子署名へのシームレスな移行」が可能であると直接かつ明示的に述べており、ウォレットアドレスを変更する必要がないという具体的な主張を直接裏付けている。KuCoinのニュース要約(2026年5月19日)とCoinDeskにリンクしたX投稿(2026年5月20日)は、提携範囲について独立した裏付けを提供している。cryptonews.netの記事はさらに技術的根拠を確認している。すなわち、XRPLのネイティブな鍵ローテーション機構こそが、アドレスを維持したままの量子対応移行を可能にしている。これに反する証拠は見当たらなかった。すべての情報源は、RippleとProject Elevenの協業、およびアドレス維持機能の双方を一貫して確認している。
要約

Project Elevenは19日、XRP Ledgerの脆弱性を評価し、XRPLのポスト量子安全性の強化に向けてRippleと協業していると発表した。全面移行の目標時期は2028年である。今回の更新は、バリデータ、カストディシステム、ウォレット、ネットワーキング層の評価に加え、コード開発、性能試験、本番展開の準備を含む、Rippleが此前に説明していたより広範な量子安全化の取り組みに、具体的な移行時期を付け加える内容となる。Rippleはこの提携をすでに4月に開示していた。

用語解説
  • XRP Ledger: XRP関連の決済やアプリケーションで使用されるブロックチェーンベースの台帳であり、バリデータのネットワークによって維持されている。
  • Post-quantum security: 将来の量子コンピューターによる攻撃に対しても安全性を維持するよう設計された暗号学的保護。
  • Validator: ブロックチェーンまたは分散型台帳上の活動の検証、維持、調整を支援するネットワーク参加者。