Deribitのビットコインオプション建玉、313億ドルに到達 ブラックロックのIBIT上回る

Deribitのビットコインオプション建玉は5月21日に313億ドルに達し、5月29日の62.5億ドル相当の期日到来を前に、ブラックロックの270億ドル規模のIBITを上回った。ポジションは7万5,000ドルと8万ドル近辺に集中している。

BTC

要約

Deribitのビットコインオプション建玉は5月21日に313億ドルへ増加し、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)の270億ドルを上回った。これは5月29日に予定される62.5億ドル相当のビットコインオプションの期日到来を前にした動きである。期日到来分は8万535枚の契約が対象で、内訳は4万3,184枚のコールと3万7,351枚のプット、プット/コールレシオは0.86である。ビットコインは7万7,250ドル近辺で取引され、マックスペイン水準は7万5,000ドルだった。最大のプット建玉は7万5,000ドル、最大のコール建玉は8万ドルにそれぞれ集中しており、デリバティブ取引の規模の大きさと、市場が近接する権利行使価格水準に注目していることを浮き彫りにしている。

用語解説
  • 建玉: クローズまたは清算されていない未決済デリバティブ契約の総数または総額を指し、市場参加の度合いを測るためによく用いられる。
  • ビットコインオプション: 満期前にあらかじめ定められた価格でビットコインを売買する権利をトレーダーに与えるが、その義務は負わせないデリバティブ契約。
  • マックスペイン: 最も多くのオプション契約が最小限の価値で満期を迎える価格水準を指す市場概念。