中国、外国資本排除を否定もデータセンター投資は流出

国家発展改革委員会の李超氏は、中国がテック企業に外国資本の受け入れ拒否を指示したことは一度もないと述べた。一方、海外投資家は安全保障審査や規制の不透明感を背景に、中国のデジタルインフラへのエクスポージャーを引き続き縮小している。

要約

中国の国家発展改革委員会は5月22日、中国のテクノロジー企業や情報技術企業に対し、外国投資の受け入れを拒否するよう求めたことは一度もないと表明した。李超氏は、中国法を順守し、国家安全保障または国益を損なわない限り、海外資本は引き続き歓迎されると述べ、ByteDance、Moonshot AI、StepFunのような企業に対し、承認なしで米国資金を避けるよう非公式な圧力があったとの報道に反論した。今回の説明は、同委員会が4月下旬、国家安全保障を理由にMeta Platformsによる20億ドル規模の人工知能スタートアップManusの買収を阻止したと表明し、監視が強まる中で行われた。同時に、外国のプライベートエクイティ firmsは中国のデータセンター市場から後退しており、これはサイバーセキュリティ規則、データ統制、機微なデジタルインフラに対する予測不能な承認基準への広範な懸念を反映している。

用語解説
  • NDRC: 中国の国家発展改革委員会。主要な発展政策、市場参入ルール、および一部の国家安全保障関連審査を所管する国家の経済計画機関。
  • Window guidance: 正式な文書による政策を出さずに、当局が期待される行動を示すために用いる非公式な規制上の指示。
  • National security review: 投資または取引が国家の安全保障や戦略的利益を脅かす可能性があるかを評価するために用いられる政府の審査プロセス。