FDIC、監督対象のステーブルコイン発行体向けにマネーロンダリング防止・制裁基準を提案

連邦預金保険公社(米銀行預金保険機関)は、監督対象のステーブルコイン発行体に対し、銀行秘密法の順守、制裁スクリーニング、関連する報告義務の履行を求める方針を示した。

要約

連邦預金保険公社(米銀行預金保険機関)は、監督対象のステーブルコイン発行体向けの順守基準を提案した。焦点は、マネーロンダリング防止と制裁管理にある。提案によると、発行体は銀行秘密法の要件、AML/CFT(マネーロンダリング防止およびテロ資金供与対策)の義務、金融犯罪取締ネットワーク(米金融情報機関)の規則、外国資産管理局(米制裁執行機関)の要件、報告基準を順守する必要がある。当局は、この提案について、連邦官報(米政府の公式官報)への掲載から60日間、パブリックコメントを受け付けるとし、ステーブルコイン監督に関する正式な規則制定プロセスの次の段階に当たると述べた。

用語解説
  • ステーブルコイン: 通常は米ドルなどの法定通貨に連動させることで、価値の安定維持を目的として設計された仮想通貨。
  • AML/CFT: 不正資金が金融システムを通じて移動するのを防ぐことを目的とした、マネーロンダリング防止およびテロ資金供与対策の規則。
  • Bank Secrecy Act: 金融機関に対し、記録の保存、取引の監視、疑わしい活動の報告を義務付け、金融犯罪の摘発を支援する米国の法律。