米現物ビットコインETFから15.5億ドル流出、HYPEとXRPファンドには資金流入

米現物ビットコインETFから15.5億ドル流出、HYPEとXRPファンドには資金流入

5月14日以降、投資家は米国の現物ビットコインETFおよびイーサリアムETFから資金を引き揚げる一方、HYPEとXRP連動ファンドには資金が流入しており、仮想通貨投資商品の間で短期的なローテーションが起きていることを示した。

BTC
XRP
HYPE

ファクトチェック
CoinPostの記事は、5月14日以降のBTC ETFからの$1.55Bの流出、HYPEへの約$72Mの流入、XRPへの約$22Mの流入という3つの数値をいずれも、Farside InvestorsのデータとThe Blockを引用して直接裏付けている。Odailyは、SoSoValueを出所とするHYPEの数値(週間純流入$72.38M)について独立した確認を示している。両ソースは、BTCからアルトコインETFへの資金ローテーションという見方を支持している。
    参考12
要約

米国の現物ビットコインETFは5月14日以降の6取引日で15.5億ドルの純流出を記録し、イーサリアムファンドも5月18日から5月22日の取引週に約2.15億ドルの流出となった。同期間に、HYPE現物ETFは初週に約7200万ドルを集め、XRP現物ETFも2200万ドルを積み増した。これは、デジタル資産からの全面的な撤退ではなく、仮想通貨の上場投資商品内での資金再配分を示している。5月18日から5月22日の米国取引週には、HYPEファンドは7238万ドルの純流入を記録し、このうちBitwiseのBHYPが3596万ドル、21SharesのTHYPが3207万ドルを主導した。HYPEカテゴリーの純資産総額は8920万ドルに達し、設定来の累計純流入は7491万ドルに増加した。

用語解説
  • 現物ETF: 先物契約を利用するのではなく、原資産を直接保有するか、その現在の市場価格に連動する上場投資信託であり、投資家に伝統的な証券取引所を通じて市場価格ベースのエクスポージャーを提供する。
  • 純流出: 一定期間において、新規預け入れを上回る投資家の引き出し総額を指し、ファンドまたは資産クラスに対する投資家心理を測る指標としてよく用いられる。
  • 資金ローテーション: 市場の選好やポジショニングの変化に応じて、投資家資金がある資産クラスまたは商品カテゴリーから別のものへ移動すること。