日本の金融庁、AI脅威を踏まえ金融分野のサイバーセキュリティを点検

日本の金融庁は、AI関連リスクを踏まえた金融分野のサイバーセキュリティ強化策を議論したほか、「Access FSA」5月号でフィンテック部門によるデジタル金融サービスへの対応を概説した。

要約

日本の金融庁(日本の金融規制当局)は、金融における新興技術への対応を巡る2つの側面を明らかにした。4月24日には、人工知能に関連する脅威への対応として、金融分野全体のサイバーセキュリティ対策強化に関する官民会合を開催し、AIがサイバー攻撃の手法や業務リスクを変化させる中、連携したリスク管理の方向性を示した。これとは別に、同庁の「Access FSA」シリーズ5月号では、フィンテック部門を取り上げた最終回を掲載し、新たなデジタル技術を活用する金融サービスを担う同部門の役割を説明するとともに、デジタル金融の監督に関する規制当局としての対外発信を継続した。

用語解説
  • 金融庁: 日本の主要な金融規制当局であり、銀行、証券会社、その他の金融機関の監督を担う。
  • 人工知能: 通常は人間の判断を必要とする作業を遂行するよう設計されたコンピューターシステムであり、サイバー攻撃の自動化や高度化にも利用され得る。
  • フィンテック: デジタル決済、融資、投資ツールを含む、技術主導の金融サービス。