Aztec Labs、Obsidionを買収 ZKPassport開発元を傘下に

Aztec Labs、Obsidionを買収 ZKPassport開発元を傘下に

Aztec LabsはObsidionの買収後も、ZKPassportとそのiOSアプリをオープンソースとして維持する方針であるとし、仮想通貨業界全体で統合が進む中、イーサリアムのLayer-2エコシステムにプライバシー保護型のIDツールを追加すると述べた。

ETH

ファクトチェック
The BlockとCrypto Briefingはともに2026年5月27日、Aztec LabsがZKPassportの開発元であるObsidionを買収し、ZKPassportをオープンソースとして維持する方針を示したと独自に報じている。The Blockは特に、Aztecがプライバシー重視のEthereum L2スタックを拡大していると明記しており、この主張の実質的内容と一致している。
    参考12
要約

Aztec Labsは、プライバシー保護型IDツール「ZKPassport」の開発元であるObsidionを買収した。Obsidionの共同創業者であるMichael ElliotとTheo MadzouはAztecに加わり、同製品の開発継続と追加サービスの開発に取り組む。Aztecは、ZKPassportのプロトコルとiOSモバイルアプリをオープンソースのまま維持する計画であると述べた。ZKPassportは、スマートフォンのNFCチップを通じてパスポートまたは政府発行IDをスキャンすることで、年齢、国籍、実在性の証明といった属性を、より広範な個人情報を開示することなく暗号学的に証明できるようにする。報道によると、AztecはコミュニティトークンセールでZKPassportを利用し、両社はコンプライアンス対応のため17,000人の参加者の国籍を確認したという。Aztec Labsはイーサリアム上で、プライバシー保護型の分散型Layer-2 zk-rollupを構築しており、水曜日時点でそのIgnition Chainには約136のノードが存在した。記事はまた、Aztec Foundationが12月にAZTECトークンの売却で約$60 million相当のETHを調達した一方、Aztec Labsはベンチャー資金として約$125 millionを調達していると伝えている。

用語解説
  • ZKPassport: 年齢や国籍などの属性を、他の個人データを開示せずに暗号学的に証明できるプライバシー・IDツール。
  • Layer-2 zk-rollup: イーサリアム上に構築され、ゼロ知識証明を用いてトランザクションをより効率的に処理しつつ、ベースチェーンのセキュリティを継承するスケーリングネットワーク。
  • zero-knowledge proofs: 基礎となる機微情報を明かすことなく、ある主張が真であると証明できる暗号学的手法。