
米連邦準備制度当局者は2%のインフレ目標へのコミットメントを引き続き強調し、シュミッド氏は、米労働市場の均衡が進む中でも、インフレ率は5年以上にわたり目標を上回っていると述べた。
2026年に東京で開催された日銀金融研究所カンファレンスで、米連邦準備制度のジェファーソン副議長は、政策当局者はインフレ率を2%目標へ戻すFRBのコミットメントを明確に伝え、強化しなければならないと述べた。中東紛争に伴うエネルギー価格の上昇、関税引き上げ、人工知能の進展、パンデミック以降の貿易フローの混乱が米国の見通しを左右していると指摘した。ジェファーソン氏は、ディスインフレが前年に停滞した主因は関税にあり、足元数カ月のインフレ上昇はエネルギーコストの上昇によるものだと述べる一方、米国経済は堅調だが減速する可能性が高く、労働市場はおおむね安定しているものの下振れリスクがあると述べた。また、FOMC (Federal Open Market Committee)は4月下旬の会合でFF金利を3.5%から3.75%に据え置いたと指摘した。別途、ジョン・ウィリアムズ氏は、金融政策は適切な位置にあり、インフレ率は明確に2%へ戻る必要があり、今後の政策判断は入手されるデータ、経済見通し、リスク次第になると述べる一方、戦争に関連したサプライチェーンの混乱が引き続き懸念材料だと警告した。追加の発言では、米連邦準備制度のシュミッド氏が、インフレ率は5年以上にわたり2%目標を上回っており、当局者は物価安定を回復するために必要なあらゆる措置を講じる用意があることを示さなければならないと述べる一方、米労働市場は現在均衡していると指摘した。