Wixは、為替圧力とAI主導の競争が事業運営を圧迫する中、約1,000人分の職務を削減すると表明した。第1四半期決算後の株価急落とコスト上昇を受けた措置である。
Wixの最高経営責任者アビシャイ・アブラハミは5月28日、従業員に対し、同社が従業員の約20%、約1,000人分の職位を削減すると伝えた。これは同社史上最大の人員削減となる。アブラハミは、この措置の主因として2点を挙げた。第1に、イスラエル・シェケルの対米ドル上昇である。従業員の60%以上がシェケル建てで支払われる一方、売上の大半はドル建てであるため、コストが増加する。第2に、ソフトウェア企業の構築方法におけるAIへの大きな転換である。この発表は、Wixの第1四半期決算が市場予想に届かず、5月13日に同社株が27%下落した後に行われた。売上高は前年同期比14%増の$541 millionとなったが、Wixは$57.5 millionの純損失、1株当たり$0.68の調整後利益、そして市場予想の$1.22を下回る結果を報告した。営業費用も売上高比で21%から35%へ上昇した。同社はまた、プロの開発者顧客が競合するAIツールへ移行しており、Wix Harmonyプラットフォームの欠陥が製品更新を遅らせたと述べた。Wixは管理階層を平坦化し、「xEngineer」や「Creators」を含むAIネイティブな役割を新設する計画で、削減後の人員は約4,200人になる見通しである。