サムスン電子とSKハイニックスの上昇で、韓国株からの海外資金流出が過去最大に

ゴールドマン・サックスは、サムスン電子とSKハイニックスへの集中度の上昇とファンドの10%上限が重なり、韓国株で過去最大の海外投資家による売りにつながったと指摘した。月間流出額は1999年以降で最大に達した。

要約

世界の投資家によるサムスン電子とSKハイニックスへの強い買いで、一部ファンドは単一銘柄への10%集中上限を超え、保有削減を迫られた。ゴールドマン・サックスは、この集中の力学が追加の売り圧力を生む可能性があると述べた。海外投資家は木曜日までに韓国株を$63.6 billion純売り越しており、1999年以降で最大の月間流出となった。パッシブ運用のリバランス圧力は和らぐ可能性があるとの従来の見方は引き続き妥当だが、新たなデータは海外資金流出がすでに月間ベースで過去最大規模に達したことを示している。

用語解説
  • 単一銘柄集中上限: ポートフォリオのリスク管理ルールの一つで、1社へのエクスポージャーに上限を設けるもの。この場合はファンド保有資産の10%である。
  • 純流出: 一定期間において総購入額を総売却額が上回った後、市場から流出した資金額。
  • 売り圧力: 価格の重しとなり得る持続的な市場売りであり、強制リバランスやリスク上限によって強まることが多い。