13億ドルのIBITダークプール・ブロック取引、Strategyのビットコイン売却開示後に精査の対象に

13億ドルのIBITダークプール・ブロック取引、Strategyのビットコイン売却開示後に精査の対象に

Strategyの届け出によると、同社は現金準備を積み増し、優先株配当を維持する一方、32 Bitcoinを250万ドルで売却した。ビットコインとMSTR株は、ETFの流出継続を背景に下落した。

BTC

ファクトチェック
2026年6月1日に提出されたStrategy Inc.のForm 8-Kは、この主張の各数値要素を直接裏付けている。すなわち、2026年5月26日から31日の期間中に32 BTCを売却し、平均売却価格は$77,135、総額は約$2.5Mだった。CoinDeskとCrypto Briefingによる独立報道も、これらの数値と「通常の財務運営上の動き」という位置付けを裏付けている。
要約

Strategyは月曜の届け出で、5月26日から5月31日にかけて32 Bitcoinを250万ドル、1コイン当たり平均77,135ドルで売却したと開示した。これは同社史上2度目のビットコイン売却である。同社は同期間に普通株801,994株も売却し、1億2,830万ドルを調達した。届け出によると、優先株配当と債務利払いを支えるため2025年12月1日に設定されたStrategyの米ドル準備金は、2026年5月31日時点で9億ドルだった。Strategyは、STRCとして知られるVariable Rate Series A Perpetual Stretch Preferred Stockの年率配当を、2026年6月1日以降に始まる月次期間について11.50%に維持するとし、STRF、STRE、STRK、STRDに対する追加の現金配当も2026年6月30日に支払う予定だと示した。この開示は、ビットコインが1月以来の安値に下落し、現物ビットコインETFで純流出が10営業日連続となる中で行われた。別件では、過去のソーシャルメディア上の主張が、この開示期間をブラックロックのiShares Bitcoin Trustにおける13億ドルのダークプール・ブロック取引と結び付けたが、関連を示す公式な証拠は確認されていない。

用語解説
  • IBIT: ブラックロックのiShares Bitcoin Trustであり、従来の市場インフラを通じて投資家にビットコインへのエクスポージャーを提供する現物ビットコインファンド。
  • Dark pool: 市場への影響を抑えるため、大口注文を公開取引所の外で執行できる私設取引市場。
  • STRC: StrategyのVariable Rate Series A Perpetual Stretch Preferred Stockであり、同社によると2026年6月1日以降に始まる該当月次期間について年率11.50%の配当を継続して付与する。