OPEC+、7月の石油増産を日量約18万8000バレルで承認する公算

OPEC+、7月の石油増産を日量約18万8000バレルで承認する公算

7月の増産幅は6月と同水準となる見通しである一方、供給リスクは引き続きイラン戦争とホルムズ海峡に左右されている。

ファクトチェック
2026年6月1日付のロイター英語版および日本語版の報道はいずれも、OPECプラスの自主減産参加7カ国が7月の生産目標を日量約18万8000バレル引き上げる公算が大きいと明記しており、これは6月の増加幅と同じである。また、イラン戦争とホルムズ海峡の情勢を制約要因として挙げており、主張と完全に一致する。さらに、2026年5月21日付のこれに先立つロイター報道も、同じ日量18万8000バレルという数字を裏付けている。
要約

OPEC+は日曜日の会合で、7月の石油生産枠を日量約18万8000バレル引き上げる見通しである。予想される増加幅は6月の生産枠引き上げ幅と一致する。6月の数値は、5月のアラブ首長国連邦の離脱を受け、日量20万6000バレルから引き下げられていた。報告ではまた、イラン戦争と、世界の主要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡に関連する混乱リスクが継続している点を強調している。

用語解説
  • OPEC+: 世界の原油供給に影響を与えるため、生産政策を調整する主要産油国の連合体。
  • Output quota: 市場に供給される石油量を管理するために加盟国向けに設定される生産目標。
  • Strait of Hormuz: 世界の石油輸出の大きな割合が通過する戦略的な海上の要衝。