米国がイラン関連の仮想通貨10億ドルを押収、ただしビットコインではない

米国がイラン関連の仮想通貨10億ドルを押収、ただしビットコインではない

この投稿は、多くの報道が資産の種類を誤って伝えたとし、押収対象はビットコインではなくステーブルコインだったと主張し、仮想通貨がどのように凍結され得るかの違いを強調している。

BTC

ファクトチェック
複数の情報源により、経済的猛攻作戦の下でベッセント財務長官が発表した約$1Bという数字は、ビットコインではなくステーブルコイン(主としてUSDT/テザー(USDT))に関するものであることが裏付けられている。財務省のプレスリリース(sb0519)は、イラン中央銀行が「ステーブルコインにアクセス」するのをNobitexが支援した役割を明示的に挙げている。Crypto Briefingは、総額のうち約$344Mがイランのウォレット内のUSDTに対するテザー(USDT)の凍結だったと特定し、イランの制裁回避者がTron/BNBチェーンのステーブルコイン基盤上で活動していると指摘している。CointelegraphはNobitexを「デジタルドルのパイプライン」と表現しており、これもまたステーブルコインと整合的である。差し押さえがビットコインによるものだとする一次情報源は存在しない。
要約

あるソーシャルメディア投稿は、米国がイランに関連する仮想通貨10億ドルを押収したと述べる一方で、重要な詳細が広く誤って報じられたとしている。押収された資産はビットコインではなかったという点である。投稿によれば、対象となった資金はステーブルコイン(固定価値を維持するよう設計された仮想通貨トークン)であり、ビットコインではない。この違いが重要なのは、ステーブルコインが通常、一定の状況下でトークンを凍結できる中央集権的な主体によって発行されているのに対し、ビットコインは分散型ブロックチェーン上で稼働し、一般に発行体レベルでの凍結の対象とはならないためである。この投稿は、この違いこそが特定の仮想通貨保有分が凍結され得るかどうかを理解するうえで核心的だと位置づけている。

用語解説
  • ステーブルコイン: 安定した価値を維持するよう設計された仮想通貨トークンであり、多くの場合、米ドルのような法定通貨に連動している。
  • ビットコイン: 中央発行体なしで機能する分散型デジタル資産であり、その構造は中央集権的に発行される仮想通貨トークンとは異なる。
  • ブロックチェーン: ネットワーク全体で取引を記録する分散型デジタル台帳であり、暗号資産の所有権と移転の検証に役立つ。