Polymarketに反発強まる、Strategyビットコイン売却市場の裁定に異議

Polymarketに反発強まる、Strategyビットコイン売却市場の裁定に異議

UMAの投票参加者は、Strategyの6月1日の開示に決済をひも付けたうえで最終的に「No」を支持した。もっとも同社の提出書類には、5月最終週に32 BTCの売却があったと記載されていた。

BTC

ファクトチェック
主要な一次情報源である2026年5月30日付のStrategyのSEC(証券取引委員会)向け8-K提出書類は、5月26日から31日にかけて約250万ドルで32 BTCを売却したことを直接確認している。The Blockの報道は、この売却と、売却が5月31日以前に発生した一方で開示が6月1日だったことを踏まえ、市場を「Yes」で決着すべきかを巡るPolymarketのコントラクト紛争の双方を裏付けている。BlockchainReporterも、1億1800万ドル規模のPolymarket市場と、争いのある「No」判定を独自に確認している。
要約

Strategyが5月31日までにビットコインを売却したかを巡る係争市場で、PolymarketはUMA投票の結果を受け、最終的に「No」と裁定した。投票権の約98.6%がこの結果を支持した。争点となったのは、同社が5月26日から5月31日にかけて32 BTCを約250万ドルで売却したと記した6月1日の8-K提出書類である。しかし契約は、売却時点そのものではなく公表日を基準に事実上決済された。この判断を受け、トレーダーから反発が広がり、ルールの明確性や決済の整合性、予測市場への信頼を巡る批判も強まった。

用語解説
  • UMA投票: Polymarketで係争中の予測市場や契約の結果を決定するために使われる投票メカニズム。
  • 8-K提出書類: 企業が重要な事象を公に開示するために用いる米国の証券関連提出書類。
  • 予測市場: 将来の出来事の結果に連動するポジションを、トレーダーが売買するプラットフォーム。