米取引所運営各社が下落、無期限先物取引のリスクを懸念

投資家が無期限先物取引(満期のない契約)に伴うリスクを見極める中、Cboe Global Markets、CME Group、Intercontinental Exchangeの株価は下落し、CboeとICEは6月2日に数年来の安値圏を付けた。

要約

米主要取引所運営会社の株価は、無期限先物取引(満期のない契約)のリスクへの懸念を背景に下落した。Cboe Global Marketsは9%下落し、CME Groupは4.7%安、Intercontinental Exchangeは3.9%下落した。6月2日には、Cboeが1年超ぶりの安値を付け、Intercontinental Exchangeは2年ぶりの安値に接近した。こうした値動きは、特にレバレッジ取引で広く利用される仮想通貨関連の商品構造である無期限先物取引を巡り、デリバティブ関連のリスクにさらされているとみなされる取引所に対する投資家の慎重姿勢を示している。

用語解説
  • 無期限先物取引: 満期日が存在しないデリバティブ契約の一種で、仮想通貨市場ではレバレッジ取引にしばしば用いられ、資金調達料の支払いを通じて現物価格近辺に維持される。
  • デリバティブ: 原資産、指数、金利などに価値が基づく金融契約で、ヘッジや投機に用いられる先物取引を含む。
  • レバレッジ: 借入資金または増幅されたエクスポージャーを用いて取引ポジションの規模を拡大することであり、利益と損失の双方を増幅させる可能性がある。