Strategyの32BTC売却、Polymarket契約に精査の目

Strategyの32BTC売却、Polymarket契約に精査の目

Strategyが5月26日から5月30日にかけて実施した異例のビットコイン売却が、同社が2026年5月31日までにBTCを売却するかどうかを巡るPolymarket市場に注目を集めた。この市場では、あるトレーダーが判定変更の可能性を見込むポジションに3万4300ドルを投じた。

BTC

ファクトチェック
中核的な主張は十分に裏付けられている。ストラテジーは2026年5月下旬に32 BTCを売却しており(CoinDeskとcrypto.newsが確認)、Polymarketの「2026年5月31日」契約は精査・係争の対象となっている(いずれもCoinDeskの記事)。また、Lookonchainは、新たなアドレスが裁定結果の変更に賭けて3万4300ドルを投じたことを確認している。軽微な不正確さとして、8-Kに基づく実際の売却期間は記載の5月26日〜30日ではなく、5月26日〜31日である。ただし、これは全体的な主張を損なうものではない。
要約

Strategyは証券当局への提出書類で、優先株の分配金原資を確保するため、5月26日から5月30日にかけて32ビットコインを約250万ドルで売却したと開示した。ビットコインの積み増しで知られる同社にとって、売却は異例である。この開示を受け、旧社名MicroStrategyのStrategyが2026年5月31日までにビットコインを売却するかを問うPolymarketの予測市場への関心も高まった。Lookonchainによると、新たに作成されたアドレスが、この市場の判定変更の可能性に連動するポジションに3万4300ドルを投じた。結果がYesに転じれば、このアドレスは990万ドル超を得る可能性がある。今回の売却量は、Strategyが保有する84万3000BTCの約0.0038%に相当する。市場の関心は同社の資本活動にも及び、80万1994株の普通株売却による1億2830万ドルの調達、基準価格100ドルを下回るSTRC優先株の取引、さらにマイケル・セイラーが6月3日にXへ「₿ack to Work」と投稿したことを受けた観測が広がったが、これは新たなビットコイン購入を確認するものではなかった。

用語解説
  • Polymarket: ユーザーが将来の出来事の結果を取引する、ブロックチェーン基盤の予測市場。
  • Preferred stock: 配当の支払いで普通株より優先されるのが一般的な株式。
  • Market resolution: どのポジションに支払いが発生するかを決める、予測市場の最終判定。