
民間部門の雇用者数は市場予想の11.7万人増、前回の10.9万人増を上回った。求人件数の増加と低水準の解雇も、労働市場の勢いが強まっていることを示した。
米民間部門の雇用者数は5月に12.2万人増加し、昨年1月以来の大幅な伸びとなった。ADP統計は市場予想の11.7万人増を上回り、前回の10.9万人増からも改善し、月中に労働市場の状況が強まったことを示唆した。発表では、求人件数が増加し、解雇は低水準にとどまっているとも指摘されており、イラン戦争に伴うエネルギーコスト上昇にもかかわらず、労働市場が加速している可能性を示している。政府の公式統計で確認されれば、この傾向は今後数カ月で米連邦準備制度が利下げではなく利上げに動くとの見方を後押しする可能性がある。