ブリッジウォーター創業者のレイ・ダリオ氏は6月3日、AIバブルは投資家が現金を必要とする局面で崩れる可能性があると述べる一方、多くのAI関連企業が失敗しても同技術の長期的な変革価値は維持されるとの見方を示した。
ブリッジウォーター創業者のレイ・ダリオ氏は6月3日、人工知能を巡るバブルはいずれ崩壊するとの見方を示し、足元のブームは2000年のドットコム・バブルに類似する典型的な特徴を示していると述べた。ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで同氏は、崩壊の引き金は技術が期待外れに終わることではなく、投資家が実際の現金を必要とする局面で生じる可能性があると説明し、市場構造と流動性圧力が投機的熱狂をしぼませ得るとの見方を強調した。ダリオ氏は短期的な市場の過熱とAIの長期的な重要性を切り分け、大半のAI関連企業が失敗したとしても、この技術の変革的価値は損なわれないと述べた。同氏の発言は、投資家の熱狂とバリュエーションが基礎的条件を上回って先行している可能性があり、AIを巡るより広範な投資判断を損なうことなく、大幅な再評価につながる恐れがあることを示している。