PolymarketとKalshi、清算ショック下で仮想通貨予測市場の日次出来高が過去最高

Artemisのデータによると、広範な仮想通貨相場の下落と大規模な清算を受けてイベント市場の取引が急増し、6月2日にPolymarketは1億7600万ドル、Kalshiは1億800万ドルに達した。

BTC
HYPE

要約

Artemisが共有したデータによると、6月2日にPolymarketとKalshiはいずれも仮想通貨カテゴリーの日次取引高で過去最高を更新し、Polymarketは1億7600万ドル、Kalshiは1億800万ドルに達した。記録更新は、レバレッジ建玉の17億6000万ドル超が清算され、ビットコインが4月2日以来初めて67,000ドルを下回り、仮想通貨市場全体の時価総額から約1370億ドルが消失する急激な相場下落の最中に起きた。予測市場は急増前から勢いを強めていた。Artemisのデータによると、この分野の5月の月間出来高は過去最高の284億ドルを記録し、4カ月連続の拡大となった。このうちKalshiが173億ドル、Polymarketが84億ドルを占めた。Kalshiは複数カテゴリーでシェアを伸ばしており、6月3日には同プラットフォームでビットコイン無期限先物取引の提供開始を発表した。一方のPolymarketは、DefiLlamaのデータで総預かり資産が5億3558万ドル、建玉が4億8835万ドルと、プラットフォーム上の資本の厚みを維持している。HyperliquidのHIP-4のような新規参入勢も市場を試しており、予測プラットフォームにはさらに取引活動が流入している。

用語解説
  • 予測市場: 利用者が将来の出来事の結果に連動する契約を売買する取引プラットフォーム。
  • 無期限先物取引: 満期日が固定されておらず、トレーダーが継続的に市場エクスポージャーを維持できる先物契約。
  • 建玉: 未決済のまま残っているデリバティブや市場ポジションの総額または総数。