
Semaforは6月5日、NSAがAnthropicの非公開モデル「Mythos」を、防衛関連用途を含むサイバー業務に使用していると報じた。AnthropicはAIを悪用した脅威の高まりに警鐘を鳴らしている。
6月5日のSemaforの報道によると、Anthropicは未公開のAIモデル「Mythos」をサイバー作戦に導入するため、米国家安全保障局(NSA)にエンジニアを常駐させているという。同モデルは、ソフトウェアの脆弱性を発見して悪用する能力が極めて高いことから一般公開を見送ったとされる一方、防御体制の構築を支援するため一部の機関には提供されたという。この開示により、Anthropicの広範なサイバーセキュリティ戦略に政府での実運用という新たな側面が加わった。AIが、より高度化し自律性を強めるサイバー脅威の中で一段と大きな役割を担っていると同社が警告する中での動きでもある。また、Anthropicと米政府の法的紛争のさなかに明らかになった。