
最大240億ドル規模のイラン資産凍結解除を巡り、時期や監督、規模を巡る対立が続くなか、交渉は重要局面に近づいていると報じられている。より広範な段階的緊張緩和の枠組みも併せて議論されている。
米国とイランの合意の行方は、凍結されたイラン資産をどのように、いつ解放するかに左右される可能性が高い。イランメディアは、軍事的緊張緩和や制裁緩和、その後の核協議を連動させる4段階計画も報じた。CNNは6月6日、イランが初期の了解覚書締結直後に240億ドルの凍結資産へのアクセスを求めている一方、トランプ政権当局者は早期解放が米国の交渉力を弱めると懸念していると報じた。サウジ系アルアラビーヤは6月4日、資産凍結解除を巡る協議が最終段階に近づいており、選択肢の一つとして国際的な監督下の特別基金を通じた段階的解放案があると伝えた。別途、ファルス通信は、イランが軍事行動停止を起点に、ホルムズ海峡、封鎖、石油規制、制裁、部分的な資産凍結解除を経て、より広範な制裁問題と監督委員会の下での核協議へ進む4段階の枠組みを提案したと報じた。