ピーター・シフ氏は、決済や送金、デジタルドルの移転におけるステーブルコイン利用の拡大が仮想通貨市場の勢力図を塗り替えつつあるとして、テザー(USDT)の時価総額が近くイーサリアムを上回り、最終的にはビットコインさえ超える可能性があると述べた。DeFiLlamaによると、USDTの時価総額は約1880億ドルまで拡大しており、イーサリアムとの差は260億ドル弱となっている。逆転には約15%の成長が必要である。シフ氏の発言は、ビットコインが約4カ月ぶりの低水準となる6万1500ドル前後まで下落し、時間足では6万1460ドルまで急落して10億ドル超のレバレッジ清算を誘発した局面で出た。シフ氏はBTCに対する弱気見通しも改めて示し、最終的に2万ドルを下回る可能性があると主張したほか、テック株の調整が進めば一段安もあり得ると指摘した。一方で、金は逆方向に動く可能性が高いとの見方を示した。