Coinbase、バミューダ経由でSpaceXのIPO前無期限先物を開始

Coinbase、バミューダ経由でSpaceXのIPO前無期限先物を開始

Coinbaseは、米国外の適格トレーダー向けにUSDC建てで決済するSpaceX連動契約を皮切りに、新たなIPO前無期限先物カテゴリーを導入した。SpaceXが上場した場合、この商品は公開株式先物契約に転換する設計である。

USDC

ファクトチェック
コインベース公式ブログ「Pre-IPOs Are Launching on Coinbase, Starting with SpaceX」は、2026年6月4日の開始、最初の市場がSpaceXであること、USDC建て決済、期限なし、24時間365日取引、IPO時にSpaceXのパーペチュアルに自動転換されること、Coinbase Bermuda Ltd.を通じて提供されること、米国居住者は利用できないことといった、主張の主要要素をすべて直接確認している。コインベース公式Xアカウントの投稿とThe Blockの報道も、同日に同じ事実をそれぞれ裏付けている。
要約

Coinbaseは6月3日、新たなIPO前無期限先物カテゴリーを開始し、米国外の適格トレーダー向けにSpaceX連動契約の提供を始めたと発表した。このUSDC建て決済の商品は、SpaceXの推定企業価値を参照し、株式の所有権ではなく、上場前の未公開企業に対するデリバティブエクスポージャーをトレーダーに提供するよう設計されている。Coinbaseによると、IPOが実施された場合、この契約は自動的に公開株式先物契約へ転換する。今回の開始は、同社が以前にSpaceX市場を満期日がなく24時間365日取引可能な商品と説明していた流れを踏まえるものであり、評価額ベースの価格設定に伴う流動性の低さ、高いボラティリティ、清算リスクの増大といった追加リスクも伴う。

用語解説
  • IPO前無期限先物: 未公開企業が上場する前の段階で、その企業に連動する無期限デリバティブ。
  • USDC建て決済: 証拠金や損益がUSDC建てで計算・決済される契約。
  • 清算リスク: 損失発生後、レバレッジをかけたポジションが強制的に閉じられる可能性。