このWeb3セキュリティ企業のステーブルコインに関する報告書は、291 millionドル規模のKelp DAO(自立分散型組織)ウォレット流出と、A7A5のオンチェーン取引高1100億ドル超を挙げ、技術面とコンプライアンス面の双方のリスクを指摘した。
ステーブルコインは、コードの脆弱性と規制順守にまたがる二重のリスクに直面していると、CertiKは「2026 Stablecoin Threat Report」で指摘した。Web3セキュリティ企業の同社によると、クロスチェーンブリッジの事故は2026年以降で3億2800万ドル超の損失をもたらしており、この中には4月に発生したKelp DAO(自立分散型組織)のウォレット流出による2億9100万ドルの被害が含まれる。報告書はまた、ルーブル連動型ステーブルコインA7A5を取り上げ、立ち上げ以降のオンチェーン取引高が1100億ドルを超え、制裁耐性のある決済ネットワークの構築に利用されているとした。ステーブルコインのリスクはスマートコントラクトの安全性にとどまらず、これらトークンの利用方法や監視のあり方にまで及ぶことを浮き彫りにした。