金融当局と金融監督院は、中東情勢の緊迫化と米国の利上げ観測を背景に、過度な為替変動は望ましくないと表明し、ウォンの投機的取引に対する監視強化を進めるとした。
韓国は、財務相が緊急市場点検会合を主宰し、同国の金融監督当局である金融監督院(FSS)が外国為替市場の監視を強化したことを受け、通貨投機に対して一段と厳しい姿勢を示した。当局は、ウォンの過度な変動や一方向に偏った持ち高は望ましくないとし、最近の相場変動について中東情勢の緊迫化と米連邦準備制度の利上げ観測を要因に挙げた。FSSは銀行に対しリスク管理体制の強化を要請し、韓国銀行と連携してウォンの投機的取引を点検すると表明した。また当局は、投機的行為を精査し、ウォンを狙った投機的投資を厳格に処罰するとともに、輸出入業者による違法取引も調査する方針を示した。規制当局は、韓国の経済ファンダメンタルズと対外信用力は引き続き堅固であると強調した。