
ジェンスン・フアンCEOのソウル訪問では、SKハイニックスとの複数年にわたるメモリー契約を柱に、ネイバーとSKテレコムとのAIインフラ計画を含む韓国企業6社との提携が発表された。
エヌビディアは6月のジェンスン・フアンCEOのソウル訪問に合わせ、SKハイニックス、ネイバー、SKテレコム、斗山グループ、LGグループ、現代自動車グループとの6件の提携を発表した。中心となったのは、AIインフラ、パーソナルAI、フィジカルAI向けに、エヌビディアのVera Rubin、Vera CPU、RTX Spark、Jetson Thor各プラットフォーム向け次世代メモリーを開発するSKハイニックスとの複数年の技術提携である。フアン氏は、SKハイニックスがエヌビディア最大のメモリー供給企業であり、すでに毎年数十億ドル規模の製品を同社から調達しているほか、その調達額は今後大幅に増加するとの見通しを示した。また、エヌビディアのVera CPUがSKハイニックスのDRAMを採用するとし、AI関連のメモリー不足が「数年」にわたり続く可能性があると警告した。今回の訪問ではさらに、エヌビディアのDSXプラットフォームを基盤とするネイバーおよびSKテレコムとのAIインフラ計画も打ち出された。これには、ネイバーのGAK Sejong拡張計画で電力容量を55 MWからギガワット級へ高める構想や、SKテレコムが2027年の第1号AIデータセンター稼働を目指すギガワット級AIクラウド計画が含まれる。