ビットコインが6万ドル割れ、米スポットETFの流出額は54億ドル超

ビットコインが6万ドル割れ、米スポットETFの流出額は54億ドル超

コインベースのジョン・ダゴスティーノ氏は、ビットコインが一時6万ドルを下回る中でも、ファミリーオフィスや政府系投資家、政府系ファンドに関連する投資家が6万5000ドル近辺で買いを入れていたと述べた。一方で米スポット・ビットコインETFでは大規模な資金流出が記録された。

BTC

ファクトチェック
CoinDeskの6月6日付記事は、米国上場の現物ビットコインETFで週間の純流出額が17億2000万ドルに達し、ビットコインとイーサリアムがFTX崩壊以降で最悪の週間下落率を記録したと明確に伝えている。6月7日付のCoinDesk記事は、2025年2月の機関投資家心理との対比を改めて示している。Cryptobriefingの日次内訳では、6月5日のIBITが2億1363万ドルの流出、13日間の累計が約44億ドルに達したことが示され、IBIT主導の売りを裏付けるとともに、イーサリアムETFでも流出が発生したことを確認している。主張の重要な要素はすべて、複数の独立した情報源によって裏付けられている。
要約

ビットコインは6月1日の約7万3400ドルから6月上旬には5万9099ドルまで下落し、2024年10月以来初めて一時6万ドルを割り込んだ。米スポット・ビットコインETFでは13営業日連続の純流出となり、流出総額は約54億〜55億ドルに達した。6月1〜5日の取引週だけでも17億2000万ドルが流出した。アナリストは、ETFの償還、マクロ環境の重し、高止まりする金利、規制の不透明感、さらにビットコインが200週移動平均を下回ったことを主因に挙げた。コインベースの機関投資家向け戦略責任者ジョン・ダゴスティーノ氏は、ファミリーオフィスや政府系ファンド、政府系投資家に関連する投資家が今回の下落局面を利用して買い増しており、一部は6万5000ドル近辺で購入していたと述べた一方、価格見通しを示すものではないと強調した。その後、ビットコインは6万4000ドルを回復し、24時間で約6億300万ドルの仮想通貨清算を誘発したが、複数のアナリストは、この動きは確認されたトレンド転換というより売られ過ぎを受けたテクニカルな反発に見えると指摘した。HEX Trustは、真の反転を示すにはビットコインが7万9000〜8万ドルのレンジを回復する必要があるとした。

用語解説
  • スポット・ビットコインETF: デリバティブではなく、ビットコインを直接保有する上場投資信託。
  • 200週移動平均: 200週間の平均価格に基づく長期のテクニカルなトレンド指標。
  • 機関投資家向けインフラ: 大口投資家が資産にアクセスするために必要なカストディ、取引、コンプライアンス、市場インフラを指す業界用語。